吉相墓と一般墓の違いとは

昔は、親の墓を子供が建て、子供の墓を孫が建て、親の証をしっかりとそれぞれの墓(夫婦墓)へ刻み(仏教徒なら戒名・法名を墓の正面に刻んでいた)供養してまいりました。そうすることにより、産んでくださった親、ご先祖様また伝統と歴史を見つめ崇めてきました。

しかし現在ではその伝統と歴史を見つめるどころか「お金がかかるから墓は要らない」「先祖の墓も要らない」とご先祖様を祀らないと言われる方もいます。

なんと悲しい時代でしょうか。また今、流行の「◯◯家之墓」や「△△家先祖代々之墓」や「愛」などと記された一般墓(納骨墓型式)は主流ではありますが、納骨したら全て済ませたと言わんばかりの墓々です。

一般墓の場合は、親が子供や孫までの墓を建ててしまい、子供や孫の役目である事を奪い本来の正しい先祖相続を違えてしまいます。

吉相墓の場合は、代々、親の墓を建てていく形であり正しい先祖相続人を明確且つ、立派な子孫に恵まれることを要求していける相です。親の墓を建てた人が、霊の強い守護を受けて家を発展させ、家計の中興の祖となり、相続力を強めていかれると統計上表れております。

また、吉相墓は子孫繁栄と永続が目的ですから、ホゾ・ハメコミで活力を出し、大地の気を受ける為にコンクリートや骨穴はつくりません。外国材やセメントで継いだ一般墓と石質や制作法が全く違っております。各家の弱点を補強する様、多種多様な寸法等の規格にしたがって制作しております。

吉相墓の建立例

  • 1. 最初の分家墓 木材と木標

    若い夫婦が地に足をつけ安定する為に建立するお墓です。

  • 2. 分家初代の五輪供養塔

    分家初代の方が、先祖供養のために五輪供養塔を建立するお墓です。

  • 3. 五輪供養塔と夫婦墓

    分家二代目が、亡くなられた父母のために建立するお墓です。初代が2のお墓を建立している場合、二代目が父又は母が亡くなられた時に夫婦墓を新たに建立するお墓です。

  • 4. 逆死又は水子の祀り方

    親より早く亡くなられた子供達を供養するために建立するお墓です。

  • 5. 特に事業に力を入れた祀り方

    事業の発展を願う形で、外枠が内枠を守る事により外部の影響を受けにくい形のお墓です。

  • 5-1. 特に事業に力を入れた祀り方

    事業の発展を願う形で、外枠が内枠を守る事により外部の影響を受けにくい形のお墓です。

  • 6. 古いご先祖様の祀り方

    古いご先祖様を供養するためのお墓です。古いご先祖様を、宝篋印塔(ほうきょういんとう)にてご供養いたします。

  • 7. 会社墓

    会社に貢献した方を供養する為や会社の発展を願う為に建立するお墓です。
    事業をなさっている業種によって形が変わります。